ドラ1・野村 対戦したい打者は「広陵の憧れの先輩」

[ 2011年11月30日 06:00 ]

広島の銘菓「もみじ饅頭」を手に笑顔の野村

 広島からドラフト1位指名を受けた明大の野村が、都内のホテルで入団交渉し、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で合意した。背番号は「19」。

 決勝で愛知学院大を完封し、大学日本一に輝いた明治神宮大会から2日後。晴れやかな表情を浮かべた右腕は「高い評価をいただいた。“カープの19番は野村”と、いずれは言われるように頑張りたい」と新たな一歩を踏み出した。

 岡山出身だが、広島は高校3年間を過ごした場所。対戦したい打者も「広陵の憧れの先輩である(阪神)金本さん」と目を輝かせた。もう一人、阪神1位指名の慶大・伊藤の名も挙げた。東京六大学野球で切磋琢磨(せっさたくま)した相手とは「ずっとライバルでありたい」と意識した。苑田聡彦スカウト部長も「10勝以上できると思う」と期待する逸材。明大出身では98年川上憲伸(中日)以来の新人王を目指す。

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2011年11月30日のニュース