小池が決勝弾!中日 延長戦制し逆転先勝

[ 2011年11月12日 16:32 ]

10回、勝ち越しソロを放ちガッツポーズで三塁を回る中日・小池

日本シリーズ第1戦 中日2-1ソフトバンク

(ヤフーD)
 プロ野球日本シリーズが12日、ヤフードームで開幕し、中日が延長10回の末、2-1でソフトバンクに先勝した。

 シリーズが福岡で行われるのは8年ぶりで、デーゲームで実施されるのは1994年の巨人―西武第6戦以来。先発投手はソフトバンクが和田、中日はチェン。

 1回表、中日は和田の前に三者凡退。その裏のソフトバンクは先頭の川崎が二塁内野安打で出塁し、本多の送りバントで二進したが内川、松田が凡退し先制のチャンスを逃した。

 2回表、和田は中日のブランコ、和田、谷繁を三者三振に討ちとり2イニングで5奪三振、3回も三者凡退に抑える快調な立ち上がりを見せた。

 3回裏ソフトバンクは2死から川崎が中前打で出塁し、二盗を決めたが続く本多が三振に倒れた。
 
 4回表も和田は中日打線を三人で抑えるパーフェクトピッチング。その裏にソフトバンクは1死から松田が中前打で出塁し二盗、小久保が四球で歩いた後に長谷川が中前に弾き返して先制点を挙げた。

 中日は5回、和田が四球で歩いて初の走者を出したが後続が凡退。6回には敵失と四球で、2死一、二塁と初めて好機を迎えたが得点できなかった。和田は6回を終え、依然無安打に抑えている。

 中日は7回、和田の左越えソロで1-1の同点に追いついた。

 9回、ソフトバンクは先発和田からファルケンボーグに交代。3者凡退で抑えた。

 その裏、中日はチェンに代わり浅尾をマウンドに。ソフトバンクは敵失と敬遠で2死二塁としたが、多村が遊直に終わり、1-1のまま延長戦に突入。

 延長10回、中日は小池の左越えソロで勝ち越しに成功。

 その裏、中日は2死走者なしの場面で、2番手浅尾から岩瀬に交代。川崎を三振に討ち取り、2-1で初戦をものにした。

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