渡辺会長 清武代表のGM就任は「オビ・タスキ」の結果

[ 2011年11月12日 21:10 ]

 プロ野球巨人の清武英利球団代表(61)が、渡辺恒雄球団会長(85)を「コンプライアンス(法令順守)違反」「球団を私物化」と会見して批判した問題で、渡辺会長が12日、「読売新聞社、巨人軍、私個人に対する名誉毀損であり謝罪を求める」などと反論する談話を発表した。

 その中で、清武氏に対し、「清武君については、読売社内や巨人関係者から厳しい批判が私に届けられていました」とし、“尊大になったと悪評”、“決断力がない”など、厳しい言葉を並べ「GMは適任でなかったと思いました」と感想を述べている。

 またGMに就任した経緯についても、GM制を提案した原監督に「誰か適任者がいないか」と聞き、渡辺会長が挙げた何人かの中から「『オビ・タスキ』で、最後に『清武さんでもいいですよ』と言ったので、清武君をGMにしたというのが実情です」と辛らつだった。

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2011年11月12日のニュース