清武代表「今のところ処置がないので、やることをやるだけ」

[ 2011年11月12日 18:29 ]

 プロ野球巨人のコーチ人事をめぐって11日に親会社トップの渡辺恒雄球団会長を強く批判した清武英利球団代表は12日、東京都内の球団事務所で「今のところ処置(処分)がないので、やることをやるだけ」と述べた。渡辺会長との対立の原因として挙げた1軍コーチ人事については「いつになるか分からない」と話すにとどまった。

 桃井恒和オーナーと補強などについて話し合ったという清武代表は「強い巨人をつくることが大事。補強をきちんとやらないと。滞っている2軍のコーチ人事から着手する」と話した。渡辺会長については「私は申し上げることは(会見で)申し上げた」とした。

 11日に清武代表の記者会見開催に不快感を示した桃井オーナーは、同代表との話し合いの内容について「言えない」とだけ話した。

 清武代表は11日に記者会見を開き、渡辺会長がいったんは岡崎郁ヘッドコーチの留任を了承しながら、独断で江川卓氏の起用を進めたことなどを批判した。

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2011年11月12日のニュース