栗山新監督が所信表明「命懸けで頑張る」

[ 2011年11月12日 06:00 ]

日本ハム全選手を集めミーティングであいさつする栗山監督

 日本ハムの栗山英樹新監督(50)が11日、千葉県鎌ケ谷の2軍施設で就任後、初めて全選手と対面。「命懸けで頑張っていきたい」と熱くあいさつするとともに「チームにマイナスとなる行動は絶対避けてほしい。組織として生きるためのルールを守ってください」と厳しい一面も見せた。

 所信表明後は「選手の本音を聞きたかった」と稲葉、田中、ダルビッシュら秋季練習不参加組の計20人を順番に呼び出して個人面談もスタート。1人3分の予定だったが、10分に及んだ選手もいた中で「チームが勝つためどういう方向にすべきか、あるいはやっちゃいけないことも聞けた。自分よりチームを心配している選手が多い」と話した。さらに今オフ、ポスティング・システム(入札制度)を利用して大リーグ移籍の可能性が高いダルビッシュとの面談では、去就についての話し合いこそなかったものの「これからチームが良くなるためこういうところが足りないとか、いろいろ話してくれた」として計2時間にも及ぶ個人面談を振り返った。

 「こんなに素晴らしい男たちがこんなタフな世界をよく勝ってきたなという印象です」と新指揮官。午後にはプロスカウト会議に出席するなど精力的に動いた。12日から背番号80のユニホームを着て秋季練習の指揮を執る。

続きを表示

2011年11月12日のニュース