古城、奇跡呼ぶ!球児から“びっくり”サヨナラ弾

[ 2011年8月4日 06:00 ]

<巨・神>9回無死、古城はサヨナラ弾を放ちガッツポーズ

セ・リーグ 巨人3-2阪神

(8月3日 東京D)
 茂ちゃんが奇跡を呼ぶ!巨人は3日、阪神戦で同点の9回に古城茂幸内野手(35)が劇的な今季1号サヨナラアーチを放った。7回に痛い走塁ミスを犯したが、自らのバットで帳消しにする自身初の劇弾。過去2度のサヨナラ打は13ゲーム差をひっくり返して優勝した08年だった。プロ14年目。脇役の値千金の一振りで大きな1勝を手にした。
【試合結果】

 苦節14年のいぶし銀・古城が主役になった。9回に虎の守護神・藤川の145キロ直球を右翼席へ叩き込んだ。チームメートの手荒い祝福を受けた後はワンマンショーだ。

 「北海道は佑ちゃんフィーバーしているみたいですけど、茂ちゃんフィバーしてほしかった。きょうは茂ちゃんフィーバーしてくれましたか!」

 打率・171だがお立ち台は早くも3回目。誰もが予想しなかった結末に、東京ドームは大歓声に包まれた。今季は一度、逆転された試合では勝ちがなく、82試合目にして初の「再逆転勝ち」。原監督も「伏兵が良いものを残した。久々にチーム全体がスカッとした」と言った。

 借金6で首位ヤクルトと10・5差ながら、奇跡の再現へ、古城がラッキーボーイになる可能性はある。13ゲーム差をひっくり返して逆転優勝した08年も古城が2度のサヨナラ打を放っている。そして、もう一つ。前回サヨナラ打した同年8月25日中日戦(東京ドーム)は原監督が試合前に、北京五輪の女子レスリングで金メダルを獲得した吉田沙保里(28)から激励を受けた。この日の試合前は、始球式を務めたなでしこジャパンの丸山桂里奈(28)から金メダルを首にかけられた。「金パワー」も奇跡を後押しする。

 ≪サヨナラ弾はプロ初≫古城(巨)がサヨナラ1号ソロ。サヨナラ打は08年6月17日オリックス戦で犠飛、同年8月25日中日戦で二塁打とあったが、本塁打はプロ入り初めてだ。また、藤川(神)からサヨナラ安打を記録したのは07年9月25日吉村(横=二塁打)、08年5月4日李炳圭(中=本塁打)、10年6月13日井口(ロ=本塁打)、今季5月4日実松(巨=左越え安打)に次いで5人目になる。この日は7回終了時で1―2のビハインド。今季巨人が8回以降に逆転したのは4度目。うち阪神戦は4月20日(2―3→5―4)、5月4日(2―3→4―3)と合わせ3度目だ。

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