栗原 今季初の2連発「いや、もう、出来過ぎ」

[ 2011年8月4日 06:00 ]

<横・広>スラィリーの祝福に笑顔の栗原

セ・リーグ 広島7-2横浜

(8月3日 横浜)
 広島・栗原が先制打と今季初の2連発で5打点を叩き出し、「いや、もう、出来過ぎです」と照れ笑いを浮かべた。

 1―2の6回、大家に執ように攻められた内角の球に腕を畳み、体の回転を使ってスイングした。左翼ポール際に逆転2ランを運び「自分でも、うまく打てた、と言うくらい難しい球だった」と自賛。8回は直球で真っ向勝負を挑んできた牛田に対し、フルスイングで2打席連続の2ランを左中間席へ放り込んだ。前半戦は2本塁打にとどまり、低反発の統一球に苦しんだが、後半戦はこれで3本目。「大きいのを打てる感覚というのがあるが、練習で出始めている」と、少しずつ手応えを感じている。チームは4連勝で最多で10あった借金を2にまで減らした。13年連続でBクラスに沈むチームだが、栗原が4番の働きを見せ続ければ、CS進出も夢ではない。

続きを表示

2011年8月4日のニュース