「他にも捕手はいる」に発奮…銀仁朗 1年10カ月ぶり一発

[ 2011年5月5日 15:59 ]

パ・リーグ 西武5―3ロッテ

(5月5日 西武ドーム)
 西武が一発攻勢で、引き分けを挟んでの連敗を6で止めた。

 初回に相手のエラーで先制すると、続く2回には2本のソロアーチで加点。渡辺俊の直球をレフトスタンドに運んだ浅村は「振っていこうと思いました。それが入ったのでとてもうれしかったです」と今季1号にニッコリ。

 前日4盗塁を許し途中交代させられ、渡辺監督から「銀仁朗がレギュラーというわけではない。他にも捕手はいる」と突き放された銀仁朗も1号ソロで続いた。3回で代打を送られた前日の屈辱をバットで晴らした銀仁朗は、約1年10カ月ぶりの一発に「後ろにまわそうと思い、思いっきりいきました」。4回にもフェルナンデスの3号ソロが飛び出し、先発のベテラン西口を援護。銀仁朗は「チームに迷惑を掛けた。勝てて良かった」と安堵した。

 前日のショックは大きかったが、ロッテ打線のデータを見返すなどして「家で気持ちをリセットした」。7回1失点で今季初勝利西口は「自分のいいところを出してくれて、信頼していた」と後輩を持ち上げていた。

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2011年5月5日のニュース