殊勲の実松 実は松坂世代のドラ1!

[ 2011年5月5日 06:00 ]

<巨・神>サヨナラ打を放った実松(中央)にウオーターシャワーを浴びせて大喜びの巨人ナイン
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プロ野球 セ・リーグ 巨人4-3阪神

(5月4日 東京D)
 ◆実松 一成(さねまつ・かずなり)1981年(昭56)1月18日、佐賀市生まれの30歳。佐賀学園時代は3年夏の甲子園に出場し3回戦でPL学園に敗退。98年ドラフトで、横浜から西武に入団した松坂(現レッドソックス)の外れ1位指名を受け日本ハム入団。06年開幕直前に岡島(現レッドソックス)との交換トレードで、古城とともに巨人移籍。1メートル77、81キロ。右投げ右打ち。

 ≪10年ぶりのV打≫8回からマスクをかぶった実松(巨)がプロ入り初のサヨナラ安打。これまで殊勲安打は日本ハム時代の01年に3本(先制2、勝ち越し1)あっただけ。10年ぶりの快打が今季2度目の逆転勝利につながった。巨人で途中守備から出場してサヨナラ安打を放ったのは08年6月6日ロッテ戦の加治前(プロ初打席本塁打)以来。阪神戦に限ると95年9月13日に岡崎(現ヘッドコーチ)がマークして以来16年ぶりになる。今季東京ドームでは2試合目で初勝利。07年9月14日~16日広島戦からは同球場での同一カード3連戦に全敗はない。5日の阪神戦が成立すれば延べ49カード連続まで伸びる。

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