昨春センバツ4強右腕、早大・有原が大学初勝利

[ 2011年5月2日 06:00 ]

<立大・早大>6回から登板した早大・有原は2イニングを無失点と好投、初勝利を挙げた

東京六大学野球第4週第2日 早大4―2立大

(5月1日 神宮)
 東京六大学春季リーグ戦は2回戦2試合が行われ、昨秋優勝の早大は立大に逆転勝ち。昨春のセンバツ4強右腕の有原航平投手(1年=広陵)がリーグ戦初勝利を挙げた。慶大は東大に連勝し勝ち点を3に伸ばした。

 昨春のセンバツ4強右腕で、プロからも注目を集めた早大・有原がリーグ戦初勝利を挙げた。立大に2点を奪われた直後の6回から2番手で登板。2イニングを打者6人で打ち取り相手の勢いを止めると、7回に味方打線が一挙4点を奪い逆転。白星が転がり込んできた。「任されたところを抑えることだけ考えました」。昨夏の甲子園後は投球練習を控え体づくりに専念。早大の練習合流後に投球を再開したため、まだ1日に最大70球程度しか投げ込んでいない。それでも「毎試合投げてほしい」という岡村猛監督の期待に応え7試合中、5試合に登板。すでに欠かせない戦力となっている。

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2011年5月2日のニュース