プロ野球記録目指す岩瀬「直球の威力を取り戻したい」

[ 2011年1月15日 17:04 ]

自主トレでキャッチボールをする中日・岩瀬

 昨季、両リーグ最多の42セーブを挙げた中日の岩瀬仁紀投手(36)が15日、鳥取市内のトレーニングジム、ワールドウイングで練習を公開した。

 通算276セーブで、今季にプロ野球記録の286セーブの更新が懸かる左腕は「真っすぐの威力を取り戻したい。質のいい球を投げられるようにしたい」と意気込みを話した。

 入団当初から通っているジムで、午前中は山本昌投手(45)らとともに上半身、下半身をみっちりと鍛えた。午後は室内練習場でダッシュなどに取り組んだ。

 プロ1年目の1999年から昨年まで、12年連続で50試合以上に登板しており、体の強靱さが際立つ。中日球団初のリーグ連覇に向けて「1年間安定した働きを見せたい」と、守護神としての自負をのぞかせた。

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2011年1月15日のニュース