松井は「お買い得」3位、払いすぎトップは7年104億円男

[ 2011年1月15日 09:06 ]

 米スポーツ専門誌スポーツ・イラストレーテッド(電子版)は14日、コラムニストが選んだ今オフの大リーグの移籍市場での「お買い得選手」と「払いすぎ選手」のランキングを発表し、アスレチックスと年俸425万ドル(約3億5千万円)で1年契約した松井秀喜外野手をお買い得選手の3位に選んだ。

 昨季145試合に出場し、打率2割7分4厘、21本塁打、84打点の松井については、右足首骨折の影響もあって84試合で打率3割3厘、12本塁打、59打点の成績ながら、タイガースと1年1千万ドル(約8億3千万円)で契約を更新した同じ36歳のオルドネス外野手と比較。「なぜ年俸が半分以下なのか分からない。マツイは西海岸が好きなのかもしれない」との寸評を寄せた。

 お買い得の1位は昨季途中にインディアンスからヤンキースに移籍したウッド投手。移籍後24試合に救援登板して防御率0・69と安定感が光った。今季は古巣カブスに1年150万ドルで復帰することに「桁の数がおかしい。誰もが目を疑った」とした。

 払いすぎのトップは、ナショナルズと7年総額1億2600万ドルの大型契約を交わしたワース外野手。「3、4番をこなせるかどうかは不確か。チーム首脳陣も払いすぎであることに気付いているはず」としている。(共同)

続きを表示

2011年1月15日のニュース