イチロー　後半戦２度目の２試合連続無安打

　マリナーズのイチロー外野手は２９日、シアトルでのツインズ戦に「１番・右翼」で先発し、４打数で２試合連続の無安打だった。内容は遊ゴロ、二ゴロ、左飛、二ゴロで打率は３割７厘。チームは２―１で逆転勝ちした。

　イチローは後半戦２度目の２試合連続無安打。１打席目、三遊間や深い位置へのゴロを遊撃手の好守に阻まれる出だし。２打席目以降はバットの芯でとらえた打球はなく、守備でも目立つ動きはなかった。試合後の記者会見は行われず、イチローは恒例のマッサージを受けるためトレーナー室に向かった。
　チームは７回に３連打から逆転。相手先発のシンカーに内野ゴロの山を築く展開は前日とほとんど同じだったが「たったひとつの違いはそれでも２点を取れたこと」とブラウン監督代行。「それよりも（先発の）フレンチがよく投げた。ソロ本塁打以外にはミスがなかった」と若手左腕の好投を喜んだ。（共同）