横浜 山崎「バスターなら死んでました」

[ 2010年8月30日 07:42 ]

 【横浜2―1中日】横浜は好守備で窮地を脱した。2―1の九回無死一、二塁、谷繁のバントの打球に対し、一塁の山崎が猛然と突っ込んで瞬時に処理、素早く三塁へ送球して二走を刺し、打者走者もアウトとなる併殺を完成させた。

 「バスターなら死んでました」と振り返る猛チャージをした山崎。そのプレーは計算され、なおかつ大胆だった。三塁に走者を進める場合、投手前か三塁側に転がすのが基本。そこで山崎は一塁線を捨てた。さらにフィールディングに難がある山口に捕らせず、自らが捕ってダブルプレーを奪う。だから迷いなく突っ込み「100%のプレーができた。決勝打を打つよりもうれしい」と言った。

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2010年8月30日のニュース