関西学生 優勝は近大か同大

[ 2010年5月16日 18:06 ]

 関西学生野球リーグ第7節第2日は16日、大津市皇子山球場で2回戦2試合を行い、近大が3―2で関大に連勝し、8勝4敗で勝ち点3とした。優勝の行方は全日程を終えた近大と、7勝3敗で勝ち点3の同大に絞られた。関大は6勝4敗の勝ち点3に終わり、30季ぶりの優勝はならなかった。最終節で同大が立命大から勝ち点を挙げれば同大が13季ぶり23度目、同大が勝ち点を落とせば勝率で上回る近大が2季ぶり44度目の優勝となる。関学大は11―2で京大に連勝し、勝ち点3とした。

 近大は優勝の可能性を残して全日程を終えた。九回に一打同点のピンチをしのいでの勝利に、榎本監督は「もうくたくたです。最後はやられたと思った」と汗をぬぐった。
 不祥事を乗り越えて優勝を争った関大の話になると、感極まって涙を浮かべた。「よくここまで立て直してきた。個人的には関大さんに勝たしてやりたい気持ちもあったけど、うちも負けるわけにはいかないから」と複雑な心境を口にした。

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2010年5月16日のニュース