9球ファウルで粘ったが…松井稼「何かが変わってくれれば」

[ 2010年5月16日 11:33 ]

 アストロズの松井稼頭央内野手は15日、サンフランシスコでのジャイアンツ戦に「2番・二塁」で出場、5打数無安打だった。内容は空振り三振、遊ゴロ、二ゴロ、三ゴロ、左飛。打率は1割5分2厘。チームは1―2で敗れた。

 9回2死満塁と一打逆転の場面。相手投手は抑えのウィルソン。アストロズの松井稼はカウント2―2からボールを挟み9球ファウルと、150キロ台後半の真っすぐに食らいついた。球場が騒然となる中、15球目をたたいてレフト線に飛球を放ったが、左翼手の守備範囲だった。
 この日は全打席とも得点圏に走者を置いたがヒットは出ず「何とか1本ね」と悔しさをにじませた。それでも「最後の2打席はいい内容が出ていたので、これで何かが変わってくれればいい」。復調のきっかけにしたいところだ。(共同)

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2010年5月16日のニュース