松井秀 若手への助言封印「見て盗むもの」

[ 2010年2月28日 06:00 ]

アップを終え別メニュー調整のため一人移動するエンゼルス・松井

 エンゼルスの松井が若手へのアドバイスを封印する意向を明かした。「アドバイス?しないと思う。聞きたいことはコーチに聞けばいい。聞くより見て盗むものだと思うし。オレもそうだった」。

 ロドリゲス、ジーターらスターぞろいのヤンキースと違いエ軍は若手が中心。チームリーダーとして期待されるが、あえて助言は送らず自ら盗むべきとの考えを示した。

 マリナーズに移籍したフィギンズの後釜に期待される三塁手ウッドは、松井に「聞きたいことは山ほどある」と弟子入りを志願。招待参加している06年ドラフト1位で両親が韓国人の捕手コンガーも「子供の頃から大ファンだった」と話すが、自らの取り組みを見せることで成長を促す。

 キャンプ4日目を終え「だいぶ慣れてきた。コミュニケーションも大丈夫だと思います」。グラウンド内外でマイペースを貫くことが、自身にもチームにもベストだと信じている。

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2010年2月28日のニュース