大隣、首脳陣安心させる好投「全体的に見たら合格点」

[ 2010年2月28日 19:16 ]

 【ソフトバンク3―6韓国ロッテ】首脳陣を安心させる落ち着いた投球だった。8日前の紅白戦では3回4失点と振るわなかったソフトバンクの大隣が、韓国ロッテとの交流試合で4回無失点。6三振を奪い「全体的に見たら合格点だと思う」と笑顔を見せた。

 スライダーとチェンジアップが主体の左腕にとって、球種を増やすことは重要な課題だ。この日はカウントをつくるためにカーブを効果的に使うことも試した。右打者の内角へ投げ込む速球と合わせ、緩急自在だった。
 過去2年で19勝。すでに開幕ローテーション入りは決まっている。投球動作を始める時のグラブの位置などを変えた結果、キャンプ中盤は自ら「絶不調」と宣言するほどの状態に陥り、結局は昨季のフォームに戻した。「本当はキャンプで固めないといけないのだけど…」と苦笑いするが、心配はなさそうだ。

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2010年2月28日のニュース