もう4年目 阪神期待の左腕 ようやく出てきた

[ 2010年2月28日 17:19 ]

 【阪神0-5オリックス】昨年左ひざの手術を受けた阪神の小嶋が2番手で3回を1安打無失点と好投し、開幕ローテーション入りへ名乗りを上げようとしている。二回に先頭の田口に安打を許したが、その後を完ぺきに抑えた左腕は「打たせて取ることができて良かった」と手応えを口にした。

 カーブでストライクを稼ぎ、伸びのある直球との緩急で結果を出した。カウントが悪くなると萎縮する傾向にあったというが「去年あたりからカウントが悪くても腕を振って投げられるようになった」と自分でも成長を実感。真弓監督は「緩急と切れのいい球が特長。球にも力強さが出てきた」と評価した。
 春季キャンプを2軍でスタートさせた男は紅白戦で結果を出して1軍入り。この日もアピールに成功したプロ4年目の24歳は「一試合一試合結果を残していくしかない」と着実にはい上がり続けている。

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2010年2月28日のニュース