立浪氏「いつかまた」グラウンドに別れ (1/2ページ)

[ 2010年2月28日 06:00 ]

<中・ロ>引退試合でファンにお礼の挨拶をする立浪氏

 【中日5-1ロッテ】「ミスタードラゴンズ」が3万2802人の大観衆の前で最後の雄姿を披露した。

 昨季限りで現役を引退した元中日の立浪和義氏(40=野球評論家)が引退試合として行われたロッテ戦に「1番・DH」で先発出場。「ヒットを期待されているので変な重圧があった」という背番号3は、成瀬のオール直球勝負に必死に食らいついた。一塁手・福浦がファウルフライを“見逃す”演出もあったものの、最後は11球目を打って二飛。大声援に深々と頭を下げた。

 試合後のセレモニーでは「最後の最後まで声援をいただき、感謝している。いつかまたユニホームを着られるように、これから勉強、精進します」とあいさつ。中日一筋で22年間プレーした立浪は万雷の拍手と無数のフラッシュに包まれ、グラウンドに別れを告げた。

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2010年2月28日のニュース