ノリ復活へ志願の早出特守、指揮官直々にノック!

[ 2010年2月8日 06:00 ]

軽快にランダウンプレーに参加する中村紀

 楽天・中村紀が7日、志願の早出特守。ブラウン監督直々のノックを245球、25分間のマンツーマン指導を受けた。

 復活を期す18年目のベテランは「監督が打ってくれるとは思わなかった。ありがたいこと。期待に応えないとだよね」と感謝しきりだったが、特守の最大の目的は打撃に必要な足腰をつくり上げること。現役最多7度のゴールデングラブ賞受賞の中村紀は「キャンプは下半身を鍛えることが大切。この時期に特守をすることで、打撃にもいい影響が出る」と説明した。
 ブラウン監督も「守備は何の心配もしていない。期待することは勝負強い打撃を取り戻して、打点を挙げてもらうこと」として打力に期待。昨季打率・221、2本塁打に終わった中村紀も「打撃でアピールしないとね」として、背水の移籍2年目へ意気込んでいた。

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2010年2月8日のニュース