西岡、新主将の自覚!ノックの雨に泥だらけ

[ 2010年2月8日 06:00 ]

西村監督のノックで特守を行った西岡は鬼気迫る表情でボールを追う

 ロッテ・西岡が7日、今キャンプ初の特守に挑んだ。西村監督とマンツーマンで1時間。205球のノックを受けると、背番号7のユニホームは上から下まで泥だらけになった。

 「気持ちと気持ちのぶつかり合い。お互いに今年の意気込みが詰まったものでした。こんな激しいノックは7年ぶり。達成感は凄くあります」
 新監督がゲキを飛ばしながらバットを振り、新主将は必死に球に飛びつく。10球を超えるともうユニホームの表面は真っ黒。100球過ぎには背中の名前と「7」も見えないほどだった。7年前の03年は西岡の入団1年目。当時2軍守備コーチだった西村監督から熱血指導を受けた。それ以来となる特守で直接ノック。指揮官は「7年前はすぐに首が痛いとか“もうやめようか”と言えば“ハイ!”だったのにね。今年は違うものを出してくれている。主将に指名して良かった」と目を細めた。
 「特守は苦手だし一番しんどい。でも守備はうまくないしミスをなくしたい」と西岡。リードオフマンとして打って走るだけじゃない。体でチームを引っ張る新主将は、3年ぶりのゴールデングラブ賞も「真剣に獲りたい」と宣言した。

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2010年2月8日のニュース