「みんなが愛した小瀬」に献花…オリックスお別れ会

[ 2010年2月8日 17:22 ]

死亡した小瀬浩之外野手のお別れ会に出席したオリックスの岡田監督

オリックス大引、ブログ更新「小瀬のため、最高の一年に」

京セラDなどで小瀬外野手の記帳受け付け

 沖縄県宮古島市でキャンプ中のプロ野球オリックスは8日、練習後の球場で、5日に宿舎で転落死した小瀬浩之外野手のお別れ会を行った。岡田彰布監督や選手ら球団関係者をはじめ、約300人のファンや報道陣が次々に遺影に献花し、最後の別れを告げた。
 お別れ会は小瀬選手が打席に入る際に使った音楽とともに始まった。村山良雄球団本部長がチームを代表し「素晴らしい笑顔で、みんなが愛した心の支えの選手。小瀬君が野球にささげた情熱を全員が引き継いで優勝することを誓います」などとあいさつした。
 神戸市からキャンプを見に来ていたオリックスファンの外井のぞみさん(28)は「いろいろ思い出して何も考えられなかった」と話した。
 小瀬選手のユニホームはキャンプの第3クールに入る10日からベンチ内に飾られる。日高剛選手会長は悲しみに耐えるように「彼の姿はないが心の中では一緒。小瀬の分まで今季を戦っていかないといけない」と誓った。

続きを表示

2010年2月8日のニュース