松坂「今までとは違う」万全の自主トレ打ち上げ

　レッドソックスの松坂大輔投手（２９）が６日（日本時間７日）、３２日に及んだアリゾナ州での自主トレを打ち上げた。

　１月５日からトップアスリートが集まる全米最大級のトレーニング施設「アスリーツ・パフォーマンス・インスティテュート（ＡＰＩ）」で猛練習。この日は疲労回復メニューと荷物整理で引き揚げたが、「充実した１カ月にしたい」との宣言通りベスト体重に近い９０キロに絞り込むなど、２０日のキャンプインへ万全な仕上がりを見せた。
　昨季は股関節の故障が響き、自己ワーストの４勝。今年は心機一転、初めて自主トレ拠点を米国に置いた。ＡＰＩでは肩、体幹、尻の３つを重点的に強化。「今までとは違う土台ができてきた」と、本人が目指す下半身主導の投球フォームへ手応えも感じている。
　７日にボストンへ戻り、１０日にキャンプ地フォートマイヤーズへ移動。「キャンプでは初日から元気全開でやる」と、バッテリー集合日の１８日より１週間前からキャンプに備える。