ヤンキース ペティットの残留が決定

[ 2009年12月11日 06:00 ]

 ヤンキースはFAとなっていたアンディ・ペティット投手を1年契約で年俸1175万ドル(約10億3400万円)で正式に残留させた。前日に合意したタイガースの中堅手・グランダーソンを獲得する三角トレードも正式発表。優先事項としていた先発投手と、外野手の補強に成功した。

 今後はブルージェイズ・ハラデーのトレード獲得など“第4の先発投手”が標的に挙がるが「先発投手の値段は上がる一方だ。頭が痛い、考えないと」とキャッシュマンGMは高額契約には消極的。一方で松井との再契約を含むDHの補強には「DHの市場は値段が下がり、買い物の機会がある。そこをうまく利用しないと」と前向きな姿勢もみせた。松井に関しては守備の扱いをめぐって隔たりがあるままだが、幅広く候補を探す考えだ。

 ≪デーモン代理人 松井の移籍前提?≫デーモンの代理人であるボラス氏は、同じ外野手のグランダーソンのヤンキース加入にも「グランダーソンはパワーがあるが三振が多い。デーモンは上位を打てる。2人そろって活躍できる」と“共存”は可能と主張した。その一方で「ヤ軍は(松井秀ら)指名打者が活躍した分の穴を埋め、打線のつながりを良くするためにグランダーソンを獲得した」と松井の移籍が前提であるかのような発言も出ていた。

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2009年12月11日のニュース