石井一 菊池と「あまり接しない方がいい」

[ 2009年12月11日 06:00 ]

契約更改交渉を行い6000万円減も笑顔の石井一

 西武の石井一久投手(36)が10日、西武ドームで契約更改交渉を行った。今季9勝9敗の左腕は、年俸2億5000万円から6000万円減の1億9000万円プラス出来高でサイン。大幅減にも「ダメージがない程度に下がりました。お金には執着していないんで」といつもながらの“一久節”を披露した。

08年3月9日 「僕の16番を付けるのははまだ早いね」

92年3月8日 プロの洗礼にも「誰に打たれたっけ?」

97年9月2日 最後がMAX!優勝引き寄せたノーヒットノーラン

 そのうえで、ドラフト1位左腕・菊池については「コメントを聞いていると、考え方は正反対。彼は野球道で僕はベースボール。邪魔したくないのであんまり接しない方がいい」と自ら黄金ルーキーへの接触自粛を宣言した。とはいえ、後輩を突き放すわけではない。同じ高卒出の左腕とあって親近感はある。「野球は教えられないけど、(ゲームの)ボンバーマンだったら教えられます」と笑った。

 自身は来季19年目。「数字には興味はない。来年はみんなで優勝したい」としながら「マイケル・ジャクソン風に言えば“This is it”(これが最後かもしれない)ですかね」と来季限りでの現役引退も示唆していた。

続きを表示

2009年12月11日のニュース