ボンズとうとう引退…復帰のチャンスなく

[ 2009年12月11日 06:00 ]

 通算762本塁打の大リーグ記録を持ち、現役続行を希望していた元ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手(45)がとうとう引退する。

 サンフランシスコ・クロニクル紙の9日付電子版で、代理人を務めるボリス氏は「最後にプレーしたのは2年前。大リーグ機構は彼にチャンスをあげるつもりはないので復帰は不可能だろう。こんな終わり方になるなんて、大変残念だ」としてボンズの野球人生が終わったことを認めた。

 ボンズは契約最終年だった07年に打率・276、28本塁打、66打点。リーグトップの出塁率・480を記録した。しかし、薬物使用疑惑について偽証罪で起訴されているため、どの球団も獲得に動かず、事実上の引退に追い込まれていた。

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2009年12月11日のニュース