ソフトBも城島獲り参戦!王監督が会食で出馬

[ 2009年10月25日 06:00 ]

王会長との会食を終え料亭を後にする城島健司

 ソフトバンクは24日、マリナーズ退団が決まった城島健司捕手(33)の獲得に乗り出すことを表明。夜には王貞治会長(69)が福岡市内で城島とプライベートで会食し、古巣復帰を熱望した。これまで阪神に後れをとっていたが、師弟関係にある王会長の“出馬”で大攻勢に出た。

 会食は約3時間にも及んだ。具体的な条件などの話は出なかったというが、午後9時すぎに料亭を出てきた王会長は「一緒にやり始めて15年になる。ミスターと僕ではないが、2人にしか分からないことがある」と信頼関係を強調。一方、城島は報道陣には無言で車に乗り込んだが、代理人を通じ「恩師の王さんからこのような意思を伝えていただき、光栄に思います。ホークス、タイガースに迷惑がかからないようになるべく早く決断したい」とコメントした。

 角田球団代表は「(王)会長や(孫)オーナーの意見が大きかった」と、23日夜に本社から支援の約束を得たことを示唆。資金的な問題がクリアされたことで、4年総額20億円以上を提示している阪神と同等か、それ以上の条件を用意できたもようだ。城島側との具体的な交渉は週明けになる見込みだ。

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2009年10月25日のニュース