「喜ばしい」「ありがたい」…“大歓迎”の日本球団

[ 2009年10月25日 14:41 ]

花巻東・菊池 注目の進路は「日本」

 ▼日本プロ野球組織・加藤良三コミッショナーの話 自分の今後の人生を考え、熟慮した上での決断が、菊池雄星選手の豊かな将来に結実することを心から期待します。

 ▼日本ハム・山田正雄ゼネラルマネジャーの話 春から指名すると決めていたので、ほっとしている。ぜひとも交渉権を獲得し、北海道で「日本のプロで日本一になりたい」という夢をかなえてもらいたい。

 ▼楽天・米田純球団代表の話 1位で指名する。島田オーナーのくじ運に懸けたい。(東北の)フランチャイズ・プレーヤーとして、仙台のマウンドで投げてほしい。

 ▼ソフトバンク・角田雅司球団代表の話 今ドラフトにおけるトップクラスの選手であり、彼が日本のプロ野球に活躍の場を求めてくれたことはうれしい限り。ホークスとしても指名候補としてリストアップしており、喜んでいる。

 ▼ソフトバンク・王貞治会長の話 本人が日本球界でと決断してくれたことは良かった。左腕だし、プロ向きの何かを持っていると思う。国内でということなら(指名は)ぜひ最上位で。最上位でないと駄目だろうし、それくらいの逸材だということ。

 ▼ロッテ・石川晃球団副代表の話 うれしい選択をしてくれたと思う。彼は日本球界の宝となりうる人材。もちろん1位評価。最終的には今後のスカウト会議の中で、意見を総合して決めたい。

 ▼オリックス・岡田彰布監督の話 甲子園であれだけ投げたし、プロでどこまでできるか楽しみ。やっぱりすごかった、ということでメジャーに送り出す形になったらいい。

 ▼オリックス・村山良雄球団本部長の話 日本球界にとって良かったし、賢明な選択だと思う。うちもあいさつには行っているが、(指名については)ぎりぎりまで情報を集めて、もう一度そこで検討する。

 ▼巨人・清武英利球団代表の話 菊池君に限らずアマの選手は米国の球団を選べるが、日本の希望球団は言えない。これに大きな矛盾がある。日本のドラフト制度はこれでいいのか、という議論をする時期に来ている。球界関係者は今回を契機にしっかりと考え直してもらいたい。

 ▼中日・中田宗男スカウト部長の話 日本でやってくれるのはありがたい。もし、メジャーと表明しても(1位で)指名する方針だった。競合は覚悟。

 ▼ヤクルト・倉島今朝徳球団専務の話 その決断は日本球界および野球ファンにとって、とても喜ばしいこと。素晴らしい投球を日本のファンにお見せできると思うと、今から楽しみ。

 ▼阪神・沼沢正二球団本部長の話 ほっとしました。日本球界にとって良かったし、本人にとってもいい選択だと思う。あとはきっちりと(くじを)当てるだけ。日本を代表する選手に育てたい。

 ▼広島・鈴木清明球団本部長の話 本当によかった。やっぱり日本でプレーしてほしい。(ほかの選手で)1位はもう決まっている。またこの問題は出てくるだろうから、真剣に考えないといけない。

 ▼横浜・堀井恒雄チーフスカウトの話 先日面談した時に、ぜひ国内球団で、と伝えていたので大変うれしい。横浜としても1位指名に値する人材であることは間違いないのでじっくり検討したい。

 ▼西武・前田康介球団本部長の話 非常に評価の高い選手ですし、日本のプロ野球界にとっても、ファンにとっても大変喜ばしいことだと思います。

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2009年10月25日のニュース