菊池、まずは日本一の投手になって世界へ

[ 2009年10月25日 16:24 ]

花巻東・菊池 注目の進路は「日本」

 菊池は緊張した面持ちで、最後に涙も。心境を語りつつ、何度も「迷惑を掛けた」と言った。
 ―決断の決め手は。
 「高校の時も日本一を目指してあと一歩届かなかったので、もう一度(プロで)日本一を狙いたい。まだまだ自分のレベルでは世界で通用しないと思った」
 ―かなり迷ったか。
 「両親と何度も電話し、監督とも面談した。最終的に自分自身が、日本の方全員に認められてから世界でプレーしたいと思った。きのう(24日)最終的に判断した」
 ―12球団OKか。
 「指名されれば、その球団でベストを尽くしたい。メジャーはひとまず封印して、日本一の投手になってから世界に挑戦したい」
 ―大リーグを選択肢に入れたのは。
 「入学してすぐ目標設定として、メジャーに高卒で行くと。小学校からメジャーリーグはあこがれの場だった」
 ―大リーグではどこが通用しないと感じるか。
 「まだまだスピードも変化球もコントロールも、活躍できるレベルでない。すべての面でレベルアップしないと」
 ―決断に悔いは。
 「まったくない」

続きを表示

2009年10月25日のニュース