明大が法大に先勝!野村7回3安打1失点

[ 2009年10月25日 06:00 ]

 東京六大学野球第7週第1日は24日、神宮球場で1回戦2試合が行われ、第1試合は3季ぶりの優勝の可能性を残す明大が法大に5―1で先勝した。先発の野村祐輔投手(2年)は7回1失点の好投を見せた。接戦となった第2試合は立大が延長12回に勝ち越して3―1で東大を下した。

 【明大5―1法大】明大は同点の9回に一挙4点を奪い、勝ち点3で優勝を争う法大に先勝した。野村は7回3安打1失点。初回に失点も、左打者が並ぶ相手打線を内角のカットボールで攻めて3回以降無安打に封じた。「失点しても切り替えて投げていた。さすがうちのエース」と善波監督。野村は「気合が入っていた。もう落とせないので、あしたも頑張ります」と連勝での勝ち点奪取へ意気込んだ。

 <立大 ドラフト候補戸村5勝目逃す>【立大3-1東大】ドラフト候補のエース戸村が10回を1失点。完封目前の9回2死から同点とされ、今季5勝目を逃したとあって「(大学)最後のマウンドのつもりで上がった。最後まで投げきれるようにレベルを上げないと」と悔しがった。チームは延長12回の末に勝ったものの坂口監督は「あそこですんなり終わらないと。彼にとっていい勉強」と注文をつけた。一方、戸村は29日に迫ったドラフトへ「まずはしっかり勝ち点を取ること。月曜日からはドキドキしながら指名を待ちます」と連勝での有終の美へ意気込んだ。

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2009年10月25日のニュース