内海、134球熱投でプロ通算50勝

[ 2009年9月19日 06:00 ]

 【巨人10―2ヤクルト】巨人・内海が自身3連勝で今季8勝目、プロ通算50勝をマークした。3回まで毎回走者を背負いながらも、変化球で低めを丁寧に突く投球を披露。3回2死一、二塁ではデントナを内角スライダーで空振り三振に仕留めて「あの場面はより調子が良くなった。しっかり下半身を使って投げられました」。3イニング連続で援護をもらった直後の7回に2点を失ったが、134球の熱投でマジックを減らした。シーズン序盤は2軍落ちも経験したが、終盤に来て上り調子の左腕は「2ケタ勝利はまだあきらめてない。50勝?それよりも何とかイーブンにしたい」と10勝達成に意欲を見せた。

 ≪中井また打った≫6試合目の先発となった中井が、出場4試合連続で安打と打点をマークした。3回の初打席は三塁線へしぶとくチーム初安打。5回は右前打、6回1死三塁ではキッチリ右犠飛を放った。「使ってもらっている以上、1日1本打つつもりでいる。安打もだけど犠飛が大きかった」と話した19歳に原監督も「犠飛が大きかった。存在感があった」と評価した。

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2009年9月19日のニュース