阪神 投打とも精彩欠き3連敗…

[ 2009年9月19日 18:49 ]

 【阪神3-4広島】9回、3―4。リードを許す展開で、藤川が志願してマウンドに上がった。守護神が一戦に懸ける思いを体現したが、届かない。阪神は8月11日以来の3連敗を喫した。

 投打ともに乗り切れない。今季初登板の上園が一回に4連打で2点を失う。味方がすぐに反撃し、金本の6年連続の20号など、2、3回にソロ3発で逆転に成功。しかし、上園が6回に同点ソロを浴び、7回には江草が勝ち越し点を与えた。

 4回以降は打線も沈黙。8回1死一、二塁は新井が併殺打に倒れ、9回無死一塁は桜井が送りバントに失敗した。「つなぎができなかった。ミスがあった」と和田打撃コーチ。真弓監督は「全部、ソロじゃね」と効率の悪い攻めに苦笑した。

 「怖いもの知らず」と首脳陣が警戒していた5位広島に2連敗。指揮官は「(連敗を)引きずらないように、頑張ります」と努めて明るく振る舞った。

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2009年9月19日のニュース