甲子園出場の岐阜商生徒ら集団感染…1週間の休校

[ 2009年8月26日 22:14 ]

 夏の甲子園でベスト4となった岐阜県立岐阜商業高校で、新型インフルエンザの集団感染の疑いがある生徒が96人いることが26日、県の調べで分かった。

 甲子園に応援に行った生徒や野球部員で、うち1人は詳細(PCR)検査で感染が確認された。7月下旬以降の集団感染として全国最大規模。
 県や同校によると、24日に5人の生徒に発熱などの症状があり、26日までに簡易検査で24人からA型陽性の判定が出た。さらに、症状を示している生徒がいる。
 甲子園には延べ約800人の生徒がバスで行った。25日に始業式があり、欠席や症状を訴える生徒が多かったため、同校は検査の結果判明を待たずに、26日から来月1日までの1週間の休校を決めた。
 県立岐阜商業高校は45年ぶりにベスト4入りを果たした。

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2009年8月26日のニュース