沖縄電力 目標の1勝成らず

[ 2009年8月26日 19:57 ]

 【沖縄電力2-8日立製作所】目標の都市対抗1勝は遠かった。沖縄電力は5投手が計15安打を浴びて大敗。昨夏の甲子園大会で沖縄・浦添商高を4強へ導いた伊波は、終盤に4番手で登板して4失点し「自分の力不足。高めに入った勝負球を打たれた」とうなだれた。

 打線も振るわず、得点は六回に補強選手の池田が放った2ランだけだった。偶然にも、日立製作所は比嘉―伊波の沖縄出身投手の継投。30度目出場の名門で腕を磨く同郷の右腕2人に沖縄県勢初白星を阻まれた。
 9年前は沖縄サミット開催を記念した特別枠で初出場。ことしは初めて予選を勝ち抜き、自力で2度目の出場にこぎ着けた。晴れ舞台で結果はついてこなかったが、大城監督は「壁はあるが、徐々に階段は上っている」とチームの成長を実感していた。

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2009年8月26日のニュース