日本ハム連敗ストップ!インフル吹き飛ばす1勝

[ 2009年8月26日 21:17 ]

 【日本ハム6-2オリックス】集中打でビッグイニングをつくり、好守連発で流れを相手に渡さない。日本ハムがこれまでのうっぷんを晴らす試合運びで連敗を6で止め、インフルエンザの影も吹き飛ばした。

 打のヒーローは今季から選手会長を務める田中。2死一塁から4連続長短打で大量4点を奪った二回は、勝ち越しの2点二塁打。六回には3号ソロを右翼席へ運んだ。
 守っては七回1死から小谷野、田中が連続で安打性の当たりを横っ跳びして好捕。梨田監督が「バレーボールみたいやったね」と目を細めるプレーで勝利へのムードを高めた。
 見えない敵におびえた9日間。これまで体調不良でチームを一時離脱した選手、コーチは計13人。新型インフルエンザの集団感染が発覚してから1勝が遠かったが、そんな苦悩の日々にもようやく終止符を打った。
 「逆にみんな、自分のやるべきことを再確認できたと思う。より一層、強いチームになれたら。ここからですね」と田中。困難を乗り越え、強まった結束力。2季ぶりのリーグ制覇へ向けて、再び突っ走ることができるか。

続きを表示

2009年8月26日のニュース