イチロー30度目先頭打者弾!さらに…

[ 2009年8月5日 09:47 ]

ロイヤルズ戦の1回、右越えに先頭打者本塁打を放つマリナーズのイチロー

大家 マウアーに二塁打打たれ…1回1失点

 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は4日、カンザスシティーでのロイヤルズ戦に「1番・右翼」で出場、1回の第1打席で今季7号となる右越え本塁打を放った。イチローは第2打席でも左前打を放ち、3試合連続、今季51度目のマルチ安打。その後の打席は一ゴロ失、四球、三振、三振で5打数2安打。打率は3割6分4厘。
 城島健司捕手は「7番・捕手」で出場し、4打数1安打。内容は三ゴロ、遊ゴロ、四球、三振、左前打で打率は2割5分7厘。マリナーズは7―6で勝った。
 1回先頭のイチローは、初球の外角速球を見送った。2球目の速球はシュート回転し、内角いっぱいに構えた捕手のミットよりも真ん中寄りへ甘く入る。逃さず振り抜いたが、高く上がった打球はファウルになるかどうかの微妙なコース。右翼ポールに当たったことを確認し、ダイヤモンドをさっそうと一周した。
 今季7号ソロは、大リーグ通算30本目の先頭打者本塁打。これも先頭打者で放った6号が6月25日で、本塁打自体は1カ月以上打っていなかった。しかし、この間マウアー(ツインズ)と激しい首位打者争いを繰り広げるなど、打撃は絶好調だ。

 ▼イチローの話 先頭打者本塁打は)ファウルじゃなかったら入るのは間違いない。距離的には。(9回2死のフェンス際の打球は)捕ろうと思っていった。追いつかなくてもファウルだからね。それは楽だよね。(グラブを上げ続けたのは)早く(審判員に)見せてあげないといけないから。実際僕は2年目にそれでファウルにされてますからね。興奮してやっているわけじゃない。

 ▼城島の話 (接戦の勝利に)シーソーゲームは2点差をつけないと勝てない。うちも2点取ってなかったから簡単にいく流れじゃなかった。(4打席目の安打は)良かったですよ。久しぶりにヒットを打てた。

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2009年8月5日のニュース