日本代表は黒星スタート…二神5回2失点

[ 2009年7月13日 06:00 ]

 【日本0―3米国】第37回日米大学野球選手権が12日、松山・坊っちゃんスタジアムで開幕した。日本は今秋のドラフト1位候補、二神一人投手(法大4年)が先発して5回2失点。亜大の東浜巨(なお)投手(亜大1年)も失点して初戦を落とした。13日の第2戦(東京ドーム)には斎藤佑樹投手(早大3年)が先発する。

 日本が誇る投手陣が米国のパワーに屈した。第1戦の先発を任された大学No・1右腕・二神は4回1死一塁から連打を許して2失点。5回は何とか無失点で切り抜けたが「4回から真っすぐが浮いたのを打たれた。パワフルなバッティング。長打も怖いし、圧倒的な力を感じた」と、6安打2失点の数字以上の力の差を口にして、肩を落とした。
 さらに今春東都大学リーグでベストナインを受賞したスーパー1年生、東浜もつかまった。自身初の国際試合のマウンドだったが、9回から登板して2安打1四球で1失点。ライナーでフェンスを直撃する当たりも浴びて「とにかく甘いボールがいくと持っていかれる」と振り返った。
 とはいえ切り替えは早い。「真っすぐをがんがん振ってくるけど、スライダーが低めにいけば打たれないと思う」と東浜は第2戦以降に向けて手応えもつかんだのは大きい。13日の第2戦は斎藤が先発。一昨年、1年生ながら米国開催で初優勝に貢献した右腕が連敗だけは阻止するつもりだ。

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2009年7月13日のニュース