岩隈 一カ月ぶり先発も…プロ初の屈辱

[ 2009年7月13日 06:00 ]

 【楽天0―8ソフトバンク】復帰のエースがプロ初の屈辱だ。楽天・岩隈がともに自己ワーストの1イニング3本塁打、1試合4発を被弾。5回9安打7失点で5敗目を喫した。

 「初めてですよね。いいボールと悪いボールがはっきりしていた。状態は悪くなかったんですけどね」。昨年、シーズン被本塁打が3(パ・リーグは1)の右腕が一発攻勢を食らった。4回、松中に先制の右越えソロを浴びると、多村に2ラン、田上にソロ。さらに5回、小久保に8号3ランを許した。6月14日の横浜戦で6勝目を挙げた後、右ひじ痛で出場選手登録を抹消。6月30日の日本ハム戦で復帰予定も状態が上がらず回避し、約1カ月ぶりの先発だったが白星で飾れなかった。
 「予想しなかった。悪けりゃ悪いなりに試合をつくってくれないとな。ちょっとふがいない」。野村監督は移動に備えてアンパンをほお張りながらぼやいたが「4回で変えようと思ったら(5回も)行くって言いよった。まあ、そこは買ってくれ」と続投を志願し97球を投げた岩隈を評価。岩隈も「とりあえず合流したので1つずつ返していきたい」と切り替えていた。

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2009年7月13日のニュース