横浜・竹田スコアラー長男、辛勝に「怒られる」

[ 2009年7月13日 06:00 ]

 【明大中野7―2都拝島】都拝島に苦しみながら逃げ切った。横浜の竹田光訓チーフスコアラー(46)の長男・紀仁主将は終盤の猛攻で5点差勝利にも「全然体が動いていない」と反省しきりだ。試験後の練習再開は9日で調整不足だったが父からは「最後だから思い切ってやってこい」と声をかけられていた。観戦した母・美佐子さん(44)は「いつも親子で野球の話はあまりしないけど、(光訓さんが)素振りを見ていた。すごく珍しいこと」と話した。明大のエースで日本代表としてロサンゼルス五輪にも出場、ドラフト1位指名で横浜入りした父だが、甲子園には出ていない。「(結果を)話したら“相手をなめるな”と怒られると思う」と苦笑した紀仁。昨秋都大会4強と力はある。目標である父がなし得なかった大舞台へ息子が奮闘する。

 ▼竹田の父光訓さん(横浜チーフスコアラー)遠征で試合を見に行けるのはベスト8から。最後の夏ぐらい試合を見たいので、そこまで気を抜かずに勝ち進んでほしい。

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2009年7月13日のニュース