巨人大チャンス!アルフォンゾ見逃し三振

[ 2009年4月16日 18:15 ]

5回途中で降板し、ベンチで悔しがる巨人先発の内海哲也

 【ヤクルト6―2巨人】前夜15日はグライシンガーの粘投で6連勝を飾った巨人。7連勝を託されたマウンドには内海が立った。

 先制は巨人。1回2死無走者で3番・小笠原が4号ソロ本塁打をヤクルト先発・館山から放った。
 内海の1回立ち上がりは2死二塁と攻められたが4番・デントナを見逃し三振に斬った。しかし、2回、相川の三塁ゴロの間に1点を奪われた。
 安定感のなかった内海は5回にヤクルト打線に攻め込まれ、走者二、三塁のピンチをつくり、仕上げは川島慶に3号3ランを浴びた。この回途中で、巨人は内海から栂野にスイッチした。
 3点差をつけられた巨人は6回、小笠原のこの夜、2本目のソロアーチで1点を返した。
 すかさずヤクルトは突き放す。6回、栂野から宮本がタイムリー三塁打。その後も犠飛で着実にリードを広げた。
 巨人は7回、阿部の安打やヤクルト川島慶の信じられない遊ゴロ落球などで1死満塁のチャンスを築いたが、アルフォンゾがフルカウントから見逃し三振。谷もレフトフライで無得点。レフトスタンドからは大きなタメ息が漏れた。巨人打線はそのまま反撃することなく、館山―五十嵐―林昌勇 のリレーにかわされた。

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2009年4月16日のニュース