アニキ汚名返上の開幕11試合連続ヒット

[ 2009年4月16日 21:56 ]

7回、阪神2死一、三塁、金本が右越えに適時二塁打を放つ

 【阪神4―3中日】2―2の7回だった。阪神打線が久しぶりにつながり、引き分けを挟んだ連敗を4で止めた。

 1死一塁から赤星の右前打で一、二塁と好機を広げる。平野の遊ゴロで一、三塁。鳥谷が浅尾の沈む変化球にうまく食らいつき、右前打で勝ち越しの1点を奪った。1回の2ランと合わせ、鳥谷は3打点だった。
 3番打者はここ5試合で19打数3安打と不振。好調金本の前で打線を寸断していた。「全然打っていなかった。やっと打てて良かった」と安堵の息をついた。
 さらに一、三塁。前日は大量失点につながる失策を犯した金本が続く。直球をはじき返し、右翼へ適時二塁打を放った。主砲は3安打1打点で、開幕から11試合連続安打。失策の汚名返上の一打に、真弓監督は「やっぱり頼りがいがある。欲しい時に取ってくれた」と手放しで褒めた。
 まだ乗り切れていないチームは17日から3カード連続の遠征が続く。真弓監督は「負けっ放しでロードに出るのは嫌だった」とほっとした笑顔を見せた。

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2009年4月16日のニュース