わずか5安打…原監督「満足していない」

[ 2009年3月6日 06:00 ]

 【WBC 日本4―0中国】連覇へ向けて白星発進。打線はわずか5安打。前回大会では15安打で18点を奪った中国を相手に、4得点だけに終わった。7日の対戦が有力な韓国の記者から「4点で満足か?」と聞かれた指揮官は「中国の投手はいい投球をした。ただもう少し点が取れたと思うし、満足はしていない」。そう試合を振り返った。そして「これが国際試合。私も含めてチーム全体が、身も心も引き締まった状態で(今後)戦える。そう思わせてくれた4点だと表現します」と、厳しい表情で話した。

 試合前にはイチロー、田中とともに皇太子殿下、妃殿下の元を訪れて激励を受けた。連覇へ白星発進も、その長い道のりはスタートしたばかりにすぎない。「第2戦がどういう意味を持っているかは、ファンの皆さんの方がよくご存じでしょう」。お立ち台でファンに訴えた原監督は「チーム力は上がっている。きょうより強いチームとなって暴れたい」と約束した。

続きを表示

2009年3月6日のニュース