侍ジャパンの相手は韓国!投打に台湾を圧倒

[ 2009年3月6日 17:48 ]

1回、イ・ジンヨン(右下)の満塁本塁打に沸く、韓国応援団

 野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドA組第2日は6日、韓国―台湾が行われ、韓国が投打で台湾を圧倒し9-0で勝利。2次ラウンド進出をかけて日本と7日に対戦する。

 先発は台湾がリー・チェンチャン、韓国リュ・ヒョンジンで始まった。

 1回裏の韓国は、制球の定まらないリー・チェンチャンを攻めて無死満塁と絶好の得点機を作った。ここで4番キム・テギュンが三遊間を抜ける2点適時打を放ち、先制点。7番イ・ジンヨンはライトスタンド上段に突き刺さる特大の満塁弾。初回に一挙6点と大量得点した。

 台湾は走者を出すものの3回までリュ・ヒョンジンを攻略できず。

 韓国先発のリュ・ヒョンジンは3回0/3、被安打1、四死球2、3奪三振とほぼ完ぺきな内容で降板した。2番手は左腕ボン・チュングン。

 韓国は5回に1死1、2塁の得点圏で5番イ・デホが適時内野安打を放ち、1点追加。6回にも2番チョン・グンウが2点本塁打を左中間へ突き刺した。

 5併殺と拙攻が目立った台湾は、7日午後0時半から中国との“敗者復活戦”に臨む。

 ▼韓国・金寅植監督の話 最初の試合で緊張感もあったが、勝って良かった。一回の6点で楽になったし、柳賢振も休ませられた。日本戦はいつも通りやりたい。特に日本戦は韓国選手の気持ちが強くなる。選手の精神力を信じて戦いたい。

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2009年3月6日のニュース