「日本戦は絶対勝つ」韓国、日本に威圧感

[ 2009年3月6日 23:18 ]

 【WBC】日本の“宿敵”韓国が投打に強さを見せつける内容で台湾に完勝した。7日の相手日本に威圧感すら与える勝利に、金寅植監督は「最初の試合で緊張もあったが勝てて良かった」と控えめに喜んだ。

 1回、台湾の先発李振昌の制球が定まらず3連続四死球で無死満塁。すかさず4番金泰均が左前に2点適時打。さらに四球の一死満塁で李晋映が本塁打を放ち大量6点を奪った。金監督は「われわれの打撃というより相手がチャンスをくれただけ」と謙遜するが、「つなぐ野球」が十分機能していない日本にとっては脅威だ。
 前回大会で日本は優勝したが、韓国戦に限れば1勝2敗。北京五輪でも2戦2敗と劣勢が続いている。金監督は「日本は投打のバランスがよく、韓国は見劣りする。われわれは最善を尽くすだけ」と抑えた口調で話すが、内心は別だろう。
 この日、先発し4回途中まで無失点で抑えた柳賢振は「ぼくたちは日本戦になると負けるのがすごく嫌。ここ最近は勝っているので自信もあるし、明日は絶対勝つ」とチームの気持ちを代弁した。

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2009年3月6日のニュース