銭湯で癒やし東大エース鈴木熱投の2日間

[ 2008年10月29日 06:00 ]

 【東大2―3法大】東京六大学野球第7週最終日は28日、神宮球場で4回戦1試合が行われ法大が東大に競り勝ち、2勝1敗1分けで勝ち点を獲得した。法大・加賀美希昇投手(2年)、東大・鈴木優一投手(3年)がそれぞれ2ケタ安打を浴びながら粘り強く完投した。法大は4位、東大は22季連続の最下位が確定している。

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 <東大 逃した法大戦勝ち点>エース左腕・鈴木が11安打で3失点と粘るも惜敗。93年秋以来となる法大戦の勝ち点を逃した。前日は167球の熱投でサヨナラ勝ちを呼び込んだ左腕。合宿所の近くの銭湯で疲れを癒やし、この日も109球。「変化球で打たせて取る投球ができた」と笑顔を見せた。最下位ながら自身は2勝を挙げ「エースとして秋は成長できたと思う」。最終学年となる来季へ「他大学から相手として見られるようになりたい」と闘志を燃やした。

 ▼法大・加賀美(連投で10安打2失点完投)真っすぐが走らなかったが、粘っていれば打線が打ってくれると思った。全カードで先発を経験できたのは良かった。

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2008年10月29日のニュース