佑ちゃん負けた!早大が今季初黒星

[ 2008年10月11日 14:40 ]

 東京六大学野球秋季リーグ第5週第1日は11日、神宮球場で1回戦2試合を行い、法大が4―2で開幕から4連勝していた早大を下し、立大は5―1で東大に快勝した。早大の上本はリーグ27人目の通算100安打を達成した。

 法大は1回に斎藤佑の立ち上がりを突いて3点を先行、今季初先発の小松が粘りの投球を見せて2失点で完投した。
 立大は4回に5安打を集中させて4点を奪い、2投手の継投で逃げ切った。

 ≪法大・小松 志願登板で早大に初勝利≫春1勝に終わった法大のエース小松が志願登板で復活の完投勝利。「早大にこれまで勝ったことがない。このまま卒業するのが嫌で、きのう、監督さんにお願いして先発の許可をもらった。それだけに気合が入った」と笑顔を見せた。リーグ戦前に背筋を痛めて出遅れ、今季初勝利。「もう、大丈夫。これまでチームに迷惑をかけた分、少しでも貢献したい」と自信にあふれた。

 ≪早大・上本 喜べない100安打≫全勝の早大に土が付いた。斎藤佑が立ち上がりを攻められ、2死から四球の後、連打を浴びての3失点が痛かった。「初回の入りが甘かった。変化球を狙われた」とエースは悔やんだ。9回にリーグ27人目の通算100安打を記録した主将の上本は「歴史ある六大学の記録の仲間入りしたことは誇りに思う。でも、負けたので喜べない。明日から気持ちを切り替えて頑張る」と笑顔はなかった。

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2008年10月11日のニュース