ドジャース 痛恨ミス…悪送球から崩れた

[ 2008年10月11日 06:00 ]

 【ドジャース2―3フィリーズ】痛恨のミスが敗戦につながった。2点リードの6回。先頭ビクトリノのゴロを遊撃手ファーカルが悪送球。無死二塁のピンチで先発ローが続くアットリーに同点2ラン、そしてバレルにも一発を浴びた。「ボールが滑ってうまくつかめなかった」とファーカルが話せば、ローも「自分のミス。ホームランは自分の制球が乱れて起きたこと」と肩を落とした。

 地区シリーズのカブス戦を3連勝で突破。この試合でも初回にラミレスの中越え二塁打で先制した。最高の形で試合を進めていただけに、痛い逆転負けだ。それでもトーリ監督は「まだ1試合が終わっただけ。選手は自信を持って戦っている。いいシリーズになる」と前を向いた。2安打と好調を維持するラミレスも「敗戦を忘れて、あした新たな気持ちで戦えばいいんだ」と力を込めた。
 黒星スタートで12日(日本時間13日)の第3戦に先発する黒田にも重圧はかかる。この日は試合前に36球のブルペン投球を行った右腕は「何が起こるか分からない」と重量打線を警戒。「当然、短期決戦での1敗は大きいとは思う」と表情を引き締めた。

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2008年10月11日のニュース