ローズ2戦連発!日高連発!オリCSあと7

[ 2008年9月18日 21:11 ]

3回、本塁打を放ったローズ(右)をおどけて迎える清原

清原最後のスカイマーク“豪快三振締め”

 【オ7―1ソ】オリックスは1―0の3回、ローズが2戦連発の38号ソロ。さらに重盗などで1死二、三塁とし、北川の犠飛で加点。6、7回は日高が2打席連続の本塁打を放った。近藤が8回1失点で8勝目。ソフトバンクは投打に元気がなかった。

 ≪緊張、重圧、楽しんでいる≫相手のすきを見逃さず、貪欲に先の塁を狙った。2―0とした3回。後藤が放った打球は、ふらふらっと左翼手の前へ。守備のうまくない松中。自らの走力。「最初から狙っていた。いける、と」。敢然と二塁を陥れた。
 続く1死一、二塁。今度はホールトンの大きな投球フォーム、緩慢な動作につけ込んだ。重盗を仕掛けると、慌ててホールトンはプレートを外したが、成功。「サインは出たが、次の塁を狙う意識は常に持っている」と後藤。北川の犠飛で3点目のホームを踏んだ。
 クライマックスシリーズ(CS)進出を懸け、厳しい戦いが続く日々。大石監督は言う。「選手は緊張も重圧もあると思うが、それを楽しんでいる」。後藤も「こういう雰囲気をこれまでは味わえなかった。毎日、グラウンドに出るのが楽しみ」と充実感を漂わせた。覇気なく、あきらめムードが漂うソフトバンクとは対照的だった。
 CSマジックは7。「きょうは大事な試合だった。勝って休めるのはいいこと」と大石監督。1日の休息を挟み、オリックスがラストスパートをかける。

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2008年9月18日のニュース