偉業達成に地元も歓喜 「わたしの誇り」と恩師

[ 2008年9月18日 12:51 ]

 米大リーグ・マリナーズのイチロー外野手が、大リーグ記録に並ぶ8年連続200安打の大記録を達成した18日、出身地の愛知県では恩師らが歓喜の声を上げた。

 愛工大名電高校時代の恩師、中村豪さん(66)は自宅で友人から「記録達成」の連絡を受けた。教え子の偉業に「お疲れさまと言ってあげたい。3年間一緒に(野球を)やれたのはわたしの誇り」と感無量の様子。
 「この記録も彼にとっては通過点。大変だと思うが、けがをしないように頑張ってほしい」と気遣った。
 「おめでとう、それしかない。大リーグ記録を9年、10年と延ばしてもらいたい」。事実上の地元後援会組織「JBS豊山」の安藤弘治副理事長(65)は開口一番、弾んだ声で話した。「イチロー選手は(日本プロ野球記録の)3085安打も目指すと言っていた」と明かし、「ぜひ達成してほしい」と力を込めた。

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2008年9月18日のニュース